校内で教師を蹴った6歳女児を逮捕 連行映像が公開され波紋広がる
悪いのは児童か、学校か、それとも逮捕に踏み切った警官か。映像を見た人たちからは、様々な声があがっている。
学校内で暴れ、教職員を蹴り上げるなどした児童が、急行した警官に逮捕された。その様子をとらえた映像を、このほど児童の家族が公開。逮捕に踏み切った警官のその後についても明らかになった。
■学校で暴れた女子児童
昨年9月、米国・フロリダ州の女子児童(6)が小学校の教室で暴れ始めた。睡眠時に無呼吸に陥る症状のせいで睡眠不足状態だったようで、この日とりわけ不機嫌。困り果てた教師は児童を校長室に連れて行き、反省を促そうと試みた。
それでも暴れる児童を落ち着かせようとその場にいた教頭が児童の手首をつかんだ瞬間、児童は教頭を蹴り上げたとのこと。その直後に通報を受けた警官が学校に急行し、児童を取り押さえた。
■まさかの逮捕騒動
その様子をとらえた映像が残っていると知った児童の弁護士は、すぐに映像を提供するよう当局に要求。
それをようやく入手しこのほど公開に至り、映像を見た人たちの多くが「パトカーに乗るなんてイヤ」「手錠もイヤ」と泣きじゃくる児童の様子や、それでも児童の身柄を確保し連行する警官の姿に衝撃を受けた。
ちなみに逮捕・連行された児童だが、マグショット撮影と指紋採取の後に家に帰され、起訴についても「逮捕の翌日に取り下げられた」と現地メディアは伝えている。