極寒の雪道でジョギング中に転び大ケガ 10時間以上這い続け生還した男性
氷点下の登山道で負傷し、歩けなくなったある男性。それでも家族のもとに生きて帰るため、男性は痛みに耐え這い始めた。
■寒さゆえに休憩もできず
這い始めてから約7時間後、ようやく携帯電話が使用できる場所にたどりついた男性は救助を要請。
そこで一安心した男性は「地面に横たわり助けが来るのを待とう」と考えたが、「レスキュー隊の到着までずいぶん時間がかかるかもしれない」と推測。
また寒さが厳しくじっとしていることも耐えがたかったため、力を振り絞り再び這い始めたという。
■救出された男性
肉がむきだしの両ひざに靴を当てるなどしながら這い始めた男性は、それから約4時間後にようやくレスキュー隊に発見された。大ケガを負った状態で計11時間近く這った男性はすぐさま病院に搬送され、折れた骨やひざの治療を受けたという。
奇跡的に助かった男性につき多くの現地メディアが「幸運な生還者」と大きく伝えているが、「気候も考えず薄着で登山道に入るのはあまりにも無謀」という声もある。
・合わせて読みたい→「病気を家族にうつしたくない」 10年も隔離生活を続けた男性に衝撃事実
(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)