北陸旅行で改めて気づいた「観光地のコロナウイルス被害」 個人店の救済も必要
数ヶ月前に来たときより明らかにさびれている金沢 コロナウイルスの影響だろう
世界中で猛威をふるうコロナウイルス。日本でも毎日のように感染者の情報が出るが、そのニュースを見るたびに憂鬱な気持ちになってくる。
ディズニーランドやUSJも休園になり、国からは全国一斉に小中学校、高校、特別支援学校の臨時休校要請も出て、戸惑いを隠せない人も多いだろう。
子供たちを守るには仕方のないことなのかもしれないが、臨時休校要請には授業単位で給与が発生する講師や、子供を見ながら仕事ができない人たちへの補償が無いという嘆きの声もあがっている。
画像をもっと見る
■明らかにさびれている金沢
その裏で、あまり注目されていないが大ダメージを受けている人たちもいることに、石川県へ仕事に行って気づかされた。
数ヶ月前は人通りも多かった金沢が、かなりの勢いで寂れた街になってしまっていたのだ。記者の体感だが、半分、いや3分の1も人がいないような印象を受けた。
■寿司店「2月から人が来なくなった」
夜に立ち寄った寿司店も、客は記者以外ひとりもいない。実際に店主にコロナウイルスの報道があってから人が減ったのか聞くと、石川県で感染者が出た報道の後、2月からぱったりと人が来なくなったという。
街を歩いていた人に話を聞いてもやはり観光客が激減しているらしく、多くの飲食店がコロナウイルスの被害を二次的に受けていることがわかった。