親戚の性的虐待疑惑 12歳娘の寝室に置いた隠しカメラ映像に両親が激怒
少女から被害を告白された両親の最初の感想は「まさか。あり得ない」だった。
自分の身に起きている性的暴行や虐待の被害を、誰にも打ち明けられないことが多い幼い女の子たち。だが、小児性愛の性的志向を持つ者の犯行は後を絶たない。
■不審に思った友人
幼い少女に対する性的虐待事件の話題がアルゼンチン・ブエノスアイレス州のモロン市から伝えられた。
2018年8月、当時12歳の少女だったAさんとメッセージのやりとりしていた友人が、Aさんが親戚の男から性的虐待を受けているのではないかと疑ったことが事件発覚のきっかけだった。
友人はそれを自分の母親に相談。心配した母親がAさんの両親にすぐに連絡を取ったという。
■隙をみて少女の部屋へ…
驚いた両親が娘のAさんに問いただすと、彼女は正直に性的虐待被害の事実を告白。そこで挙がったのは、レアンドロ・セバスチャン・マルティネスという41歳の男の名だった。
レアンドロは、Aさんにとって父親のいとこの夫にあたる。たびたび自宅に招くなど、一家はこの夫婦と仲良く交流を続けてきた。そんな中、自分の部屋に入ってきたレアンドロに下半身を触られるというのが娘の主張だった。
■「妻帯者がまさか」と疑う
「彼は妻帯者。そんなことは断じてあり得ない」と疑った両親だったが、念のため娘の部屋にビデオカメラを設置することに。
マルティネス夫妻が次に遊びにきた際に録画してみたところ、部屋に入ってきたレアンドロがAさんの体を触ろうとする様子がしっかりと確認できたという。
■「裏切られた」と激怒の両親
当時、レアンドロの妻は妊娠中だった。Aさんの両親はレアンドロに対する法的措置を検討するも、それが気の毒で即座に動くことができず、最近になってやっと警察に相談したという。
地元メディアの取材に、「ふたりの結婚式で娘はフラワーガールを務めました。あの男はその日からずっと娘に目を着けていたのです」と話す両親。好意を抱き、信頼していた男からの裏切りに激怒しているという。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)