「叱られて腹が立った」　中学生がレンガで教師の頭を殴り死亡させる

関連記事:「希望してない食事代を払わないといけないのか」　給食費未納対策の実態とは

■教師の死

昏睡状態に陥った教師は重篤な状態のまま回復せず、全身状態は悪化するばかりだったとのこと。それでも約4ヶ月はもちこたえたが、2月14日に力尽きこの世を去った。

ちなみに襲撃の様子は教室内に設置してあった監視カメラがとらえており、この映像はあっという間にインターネットで拡散。

生徒による信じがたい凶行に多くの国民がひどい衝撃を受けたが、その後に教師の死亡が伝えられたことで改めて悲しみの声が多く上がっている。

関連記事:残酷なゲームの影響か？　6年生男児が教師を銃殺し自殺

■遺された妻の思い

熱心な教育者だった夫を亡くし悲しみに暮れている妻は、インターネットにて声明を発表。

「彼は優秀な教師でした」「私にとっては良き夫、そして両親にとっては立派な息子でもあったのです」と書き込み、「心配してくださった皆さんに感謝しています」とも付けくわえている。

教師に襲いかかった生徒については警察の取り調べに応じ、「立たされてひどく動揺していた」などと語っているという。この生徒が今後どのような処罰を受けるかに関しては、まだ報じられていない。