「叱られて腹が立った」 中学生がレンガで教師の頭を殴り死亡させる

教室で立たされたせいで、プライドがズタズタに? 中学生の凄まじい逆切れが原因で、教師が命を落とした。

レンガ
(thitiwat tapingkae/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

悪ふざけを叱られた10代の少年が、教師に対し激しい憎しみをいだくように。その思いが殺意に変わったとき、少年はレンガで教師の頭を殴りつけた。


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■校則を破った生徒

中国四川省にある中学校の校庭にて、ある男子生徒(15)が自転車を乗りまわし遊んでいた。それがばれた生徒は「校則違反だぞ」と担任教師にとがめられ、「授業が終わるまでお前は立っていろ」と命じられた。

生徒はそれに従いチャイムが鳴るまで立っていたというが、この一件でプライドを傷つけられ「あの教師に復讐してやりたい」と考えるようになった。

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■頭部を狙い襲撃

昨年10月24日のこと、生徒は教師が教室に入るなり飛びかかり、事前に用意してあったレンガで教師の頭を殴りつけるという凶行に及んだ。

頭を激しく打ち付けられた教師はすぐに倒れこんだが生徒は攻撃をやめず、その後わずか10秒のあいだに約9回も頭を強く殴り続けたとのこと。慌てた生徒たち数名が止めに入ったがすでに手遅れで、教師は意識を失い病院に搬送された。

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■教師の死