元恋人の自宅に男が侵入　泣き叫ぶ子供の目の前で女性をメッタ刺しに

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■子供たちの前でメッタ刺しに

一度は家を出た息子たちだが、うち一人がカバンを忘れたため「取りに帰ろう」と一緒に帰宅した。

そのとき息子たちは、シャリーフィーが母を殴打し階段から突き落とす姿を目撃。さらには台所まで引きずりナイフでメッタ刺しにする様子を目の当たりにし、何度も「やめて」と大声をはりあげたという。

それでも母を刺し続けるシャリーフィーを見た息子たちは、隣家に駆け込み通報を依頼。二階にいた3歳の娘も母親の断末魔の叫びに驚き台所に向かい、重傷を負った母の血を浴びた。

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■男に下された判決

激しい暴力を受けた上にメッタ刺しにされた女性は、その後に死亡。シャリーフィーは女性が動けなくなるまで荒れ狂った末に逃走するも数日後に発見され、身柄を確保された。

そのシャリーフィーがこのほど出廷し、「終身刑がふさわしい」「少なくとも17年は服役すること」と言い渡された。なお逃走したシャリーフィーをかくまった男の存在も発覚し、「そちらには二年半の実刑判決が下された」と現地メディアは報じている。

ちなみに裁判所では遺族の声明が読み上げられ、そこには「かわいそうな子供たちは母を奪われ、生涯おぞましい記憶に苦しむことになりました」という言葉もあったという。あまりにもひどい形で母を亡くした子供たちの心のケアにも、十分な配慮が必要になりそうだ。