ドローンが大活躍 極寒の森で迷った視覚障害者を33時間ぶりに保護
森の中で凍死してもおかしくない状態にあったが、ドローンを使っての捜索活動のおかげで発見された。
■当局の発表
男性を発見し救助に成功した当局は、「今日中に発見に至らなければ、全く違う結果になっていたかもしれません」とコメント。
またドローンの操作にあたった警官は「干し草の山から針を1本見つけるほど困難な作業になるところでしたが、たまたま男性の姿を見つけることに成功しました」と話す。
さらに、「低体温になるんじゃないかと心配でした」「一刻も早く男性を発見したい一心だったのです」とも付け加えた。
■男性による証言
救助された男性は、駆け付けた警官隊に対し「方向が分からなくなり道に迷ってしまいました」と告白。体調も万全ではなかったと明かし、「約33時間、森で寒さに耐えていたのです」とも話したという。
男性が森で過ごした晩は、気温マイナス13度という厳しい寒さだった。救助された男性は病院に搬送され検査を受けたというが、凍死する前に発見されたことは、まさに奇跡だったといえそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)