バニーガール姿の9歳娘が男たちの性の餌食に… 金に目がくらんだ母親を逮捕
お金欲しさにかわいい我が子を小児性愛者の男に託す…こんなことがあってよいものか。
鬼のような冷血非道な親の犠牲になる非力な子供たち。近年特に増えているのが人身取引による性的搾取の問題だ。このたびの事例はオーストラリアから伝えられた。
■小児性愛者が代わる代わる…
オーストラリア・クイーンズランド州ゴールドコーストで、幼い我が子を性的搾取の犠牲にしたとして37歳の母親が逮捕・起訴された。
この母親は2014年5月から1年にわたり、ほぼ1日おきに娘を縛りあげて「プレイボーイ・バニー」風のコスチュームを着させ、小児性愛者の男たちに強姦させては金銭を受け取っていた疑いがもたれている。
■医師にそっと託されたメモ
当時9歳だった少女は心と体に深い傷を負ったまま成長。このほど精神科の医師にこっそりとメモ書きを渡し、事件はやっと明るみに出た。驚いた医師はただちに警察に通報している。
メモには「ママは私を縛って変な恰好をさせ、自宅に男のお友達を連れて来る。すると私はその人に体を触られる」と書かれていた。ウサギの耳のカチューシャを頭に着け、プレイボーイ・バニーのスタイルをさせられていたという。
■母親に腕をつかまれ抵抗できず
少女が警察に当時の状況を説明したところによれば、犯行のすべてが自宅という密室で行われていた。
「ベッドの上で目を覚ますと私の上に知らない男がまたがっていて、服を無理やり脱がされた。ママに腕をつかまれていたから抵抗できなかった」「ママが男からお金を受け取ったり、要求したりしているのを見た」「代わる代わる、複数の男がうちに来た」などと話しているという。
■父親は服役中
我が子の自由を剥奪して命の危険にさらし、虐待と性的搾取を働いたことなどに対し起訴の罪状は3つに及ぶ。母親はすべての容疑に対し無罪を主張し、サウスポート地方裁判所はいったんその保釈を認めた。
子供の将来とプライバシーを考慮し、母親の名前は明らかにされておらず、父親は罪を犯して当時は拘留されていたため事件への関与はわかっていない。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)