「無料撮影してあげる」 カメラマンを名乗り母子に近づいた女が誘拐未遂
ネットを利用し、赤ちゃんがいるママたち数名に接触したある女。薬を混ぜ込んだ焼き菓子まで用意した女の狙いとは…?
■薬も利用した犯行
2月5日のこと、3度目に母子を訪問した女は「これをどうぞ」と美味しそうなカップケーキを手渡した。母親は喜んで口にしたが、食べた直後に体のしびれ、吐き気、さらには眠気に襲われ、その後何度も嘔吐した。
「薬をお菓子に混入された」と直感した母親は女を家から追いだしたがその際に自宅のカギを盗まれ、すぐさま通報。急行した救急隊員らに経緯を説明したところすぐに女を特定すべく捜査が始まり、意外な事実が発覚した。
■女の逮捕
各メディアの報道によると、捜査の結果、女が同じ手口で数名の母親に接触していたと判明。
さらにSNSやメールの内容から、女の目的は赤ちゃんの誘拐だったこと、赤ちゃんを実子として育てるつもりだったこと、計画には女の娘までかかわっていたことも明らかになった。
「タダ」という言葉にすっかり騙され警戒心をいだくことなく女を招いてしまった母親だが、赤ちゃんが誘拐されなかったことは不幸中の幸いだった。
・合わせて読みたい→極秘出産の18歳女が自宅窓から赤ちゃんをポイ捨て 「ママになるのは怖い」
(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)