闘病中も前向きに生きた20代女性 チョコパイ早食い大会に参加し窒息死
まだ20代。「人生を存分に楽しみたい」と望んでいた女性が、早食いに挑戦し帰らぬ人となった。
重病を患っていたとされる女性は楽しいことが大好きで、明るく前向きに生きていたという。しかし、楽しむはずだったイベントに参加した結果、病気とは全く関係のない理由で帰らぬ人となってしまった。
■前向きに生きていた女性
ロシアで暮らしていた女性、アレクサンドラ・ユーディナさん(23)は、医療関係の学校で学び、医療補助員の資格を得ている。
半年前に白血病と宣告されたが、前向きな明るい性格で、親しい友達には「何かを楽しめるチャンスがあれば、ひとつたりとも無駄にしたくない」と胸中を明かしていたという。
■早食いコンテストに参加
2月15日、ユーディナさんは友達数名を伴いモスクワにあるバーを訪問。楽しくお酒を飲み、ダンスやおしゃべりを満喫していた。
そのバーでたまたま「チョコレートパイ早食いコンテスト」が開催されると知ったユーディナさんは、参加を決意。他の2名の参加者、そしてユーディナさんの前には各3個のパイが置かれ、コンテストの開始と同時に全員が口に詰め込んだ。