まさに異常事態 新型コロナで大型イベントが次々と中止「本当に生活できない」
新型コロナウイルスの感染が止まらない。都市部では、開催を予定していた2、3月のイベントが一斉に中止を発表する異常事態に。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、2〜3月に都市部で開催を予定していた大型イベントが次々中止を発表する事態になっている。その余波はイベントコンパニオンにも及び、彼女たちの生活に大打撃を与えているようだ。
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■次々中止となる目玉イベント
2月14日、国内最大級のカメラ関連機器イベント「CP+」が中止を決定。18日にはパチンコ、パチスロイベント「ユニバーサルカーニバル×サミーフェスティバル2020」が延期を発表。
さらに19日には西日本最大規模のコスプレイベント「日本橋ストリートフェスタ」、東京で開催予定だった「ファイナルファンタジーVIIリメイク」記念イベントが中止を決定した。
その他「東京マラソン」の一般参加、「第14回声優アワード」のレセプション、ブシロードが主催する全てのイベントやプロレス団体「スターダム」の興行など、中止や延期の報は枚挙にいとまがなく、Twitterにて「コロナウイルス 中止」で検索をかけると、その件数は日に日に増加している。
■コンパニオンの苦悩
「大阪オートメッセ2020」のとあるブースにいた20代半ばのコンパニオンは、「全員にマスクが配られ厳戒体制。楽屋を出入りする時のアルコール消毒はもちろん、コントローラー(現場マネージャー)さんが消毒されたウェットティッシュでコスチューム全体を拭いてくれました」と内部事情を明かした。
一般来場者が立ち歩いた場所や、商談のためのテーブルも定期的にアルコール消毒を行い、対策を尽くしたという。
さらに「開催されただけ全然マシです。今後中止の決まったCP+やサミフェスにも出演が決まっていたので、今月だけでも合計6〜7日は仕事がなくなりましたね」と続けた。