日本のGDPがマイナス成長 なぜか「ゴキブリ」がトレンド入りしてしまう
ツイッターのトレンド入りを果たした「ゴキブリ」。なぜ急に注目されたかというと…。
国内および各地域で注目されているキーワードが手軽に確認できる、トレンド機能。流行のリサーチを兼ねて、小まめにチェックしている人も多いだろう。
ところが17日、突如「ゴキブリ」というパワーワードが浮上し、多くのツイッターユーザーに衝撃を与えているようだ。
■一体どうして…
トレンド機能は単純に「多くの人が呟いているワード」を引っ張り出してくるため、「なぜ注目されるに至ったのか」という原因は各々のユーザーが確認しなければならない。
そこがトレンド機能の面白さでもあるのだが、ゴキブリがトレンド入りを果たしたことで、何となく落ち着かなくなった人はかなり多い。急浮上の原因は、まさかの国内総生産(GDP)と関係があるようだ。
■ゴキブリとGDP
一定の期間内に国内で産み出された付加価値の総額を表すのがGDP。一見するとゴキブリとは全く縁がないように思えるが、内閣府が17日に発表した内容によると、2019年の10〜12月期のGDPは前期比で1.6%減少となり、「5四半期ぶり」のマイナス成長となった。
一部の報道メディアでは「5期ぶりのマイナス成長」と表現したため、「ゴキブリのマイナス成長」と聞き違えた視聴者が続出。一気にトレンド入りを果たすことに。
■「期待したのに…」と悲しみの声続出
ネット上では「今年はゴキブリ少ないんだと思って喜んだら、全然違うニュースだった…」「ゴキブリいなくなると思って期待したのに、悪いニュースじゃん…」といった悲しみの声が続出している。
ただの勘違いでなく、良いニュースだと思っていたら「じつは悪いニュースだった」というのが大きなショックとなったポイントだろうか。
■ゴキブリへの恐怖心
「人類の最大の敵の1つ」といっても過言ではないほど忌み嫌われているゴキブリ。ちなみに、しらべぇ編集部が以前、全国20〜60代の男女1,477名を対象に調査したところ「ゴキブリを退治できる」と答えた勇者は全体の51.0%と判明している。
性年代別の回答を見ると、女性より男性のほうが果敢に退治に乗り出しているようだ。
似ているようで、全く関係なかったトレンド入りの背景。ゴキブリのマイナス成長も、将来的にはいつか実現してほしいものだ。
・合わせて読みたい→『ボンビーガール』ゴキブリが怖い上京女子 助けを求めた相手に「危ない」
(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)
対象:全国20代~60代の男女1,477名(有効回答数)