新型コロナの脅威がここにも… 「大阪オートメッセ」マスク姿のコンパニオン

16日、大阪で開催されていた「大阪オートメッセ2020」が閉幕。新型コロナウイルスの不安から来場者数は昨年を下回った。

関西地区最大規模となるカスタムカーの祭典「大阪オートメッセ2020」が16日、閉幕した。14日からの3日間に約20万人が来場し、会場には多くのコンパニオンが立ち並んだが、現在流行中の新型コロナウイルスの影響も至るところで見られた。


画像をもっと見る

■過去最大規模での開催も…

大阪オートメッセ2020

出展社数350社(昨年328社)、展示車両数608台(同596台)と昨年開催より展示ブースが充実した大阪オートメッセ。

しかし来場者数は前回に比べ約5万人減という予想外の結果となった。3日間とも天気に恵まれず、時折冷たい雨が降るなどの逆風もあったが、もっとも大きかったのが新型コロナウイルスの影響だろう。

関連記事:まさに異常事態 新型コロナで大型イベントが次々と中止「本当に生活できない」

■続々と警戒体制

大阪オートメッセ2020
(ブースには物販中止の文字も)

大阪オートメッセ2020

14日、国内最大級のカメラ映像機器展示会「CP+」(2月27日~3月1日、神奈川・横浜)が新型コロナウイルス流行の影響で中止されることが決定。また同日、ヤフーは全社員に対し「100人以上が集まる会合」への参加を原則禁止したと日経新聞が報じている。

大阪オートメッセを楽しみにしつつも、感染の不安から現地入りを取りやめたファンもいたことだろう。会場内では、来場者と接触が生じる「物販スペース」の縮小・中止、除菌アルコールスプレーの設置など、それぞれのブースでも余波が生じていた。


関連記事:開催中止危機の東京五輪 「楽しみ」か聞くと年代で差が

■マスク姿のコンパニオンたち

大阪オートメッセ2020

会場の華であるコンパニオンもマスク姿。笑顔を武器にしている彼女たちにとって、マスク姿は非常に珍しい光景でもあり、ミステリアスに見える表情も絶妙だ。中にはマスクにメーカー名を入れてデコレーションするブースも。

あるコンパニオンは「この状況では仕方ない。中止にならなかっただけ本当によかった」と胸を撫で下ろしつつ、「在庫薄のマスクをかき集めてくれたそう。私たちの安全を考えてくれるクライアントさんに感謝している」と胸中を明かしていた。

大阪オートメッセ2020

口元は隠れているが、きっと笑顔が素敵な彼女たち。マスクをしているレアな光景は今回だけかもしれない。

・合わせて読みたい→まさに異常事態 新型コロナで大型イベントが次々と中止「本当に生活できない」

(撮影・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

【Amazonセール情報】ココからチェック!