7つの臓器を提供した青年の父 心臓移植を受けた女性に対面し力強い鼓動に感動
息子は死んでしまったものの、その強い心音を確認した父親。この経験に癒された父の言葉に、話題が集まった。
■息子の心音に感動
心臓の機能が90パーセント失われていたにも関わらず、マシューさんの心臓を得て元気になったというこの女性。
ジョーダンさんは聴診器をつかい心音を確認させてもらうなり、「よし、強いぞ」「しっかりとした心音だ」「死んでしまうまでの10日間、ずっとモニターで聞いていたあの心音だね」と息子に語りかけるようにつぶやき、思わず感極まった。
この動画が公開されるなり、多くの人が父の愛に胸を打たれた。
■癒された家族
息子の臓器提供を振り返り、つい涙ぐんだというジョーダンさん。しかし再び聞くことができた息子の心音にはずいぶん癒されたようで、「きっとあの子は天国でも元気に走っているんだね」とも語っている。
愛する息子の死、そして勇敢な息子の決断を振り返り目に涙をためたジョーダンさんは、息子の臓器がしっかりと役立ち今も生きている事実に慰められるという。
臓器移植に関しては様々な意見があるが、何人もの患者を救い旅立ったマシューさん、そしてその思いを尊重した家族は立派だった。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)