タクシー運転手が受難 客にメッタ刺しにされ顔面に大けが
「仕事の再開について考えると、不安になります」と語った運転手。彼が受けた心身の傷は、あまりにも深い。
基本的に客を選ぶことができず、運が悪ければ怖い思いをすることもあるタクシー運転手。今回被害にあった運転手は若い客にいきなりメッタ刺しにされ、命からがら逃げだした。
■タクシーに乗り込んだ客
米国・ミズーリ州でタクシー運転手として働く男性(47)が2月4日、アイラ・ジカン(21)という名の女を車に乗せた。
目的地を聞くも女が大体の場所しか示さなかったため、不審に思った運転手は日本円にしておよそ3,300円ほどかかると伝え、「払えますか」と確認した。
すると女は「大丈夫」「家まで連れて行ってくれたら、パパがきちんとお支払いします」と答えたため、運転手は安心して女を後部座席に座らせた。しかし、その直後に女は隠し持っていたナイフを取り出し、運転手に襲いかかったという。
■いきなりメッタ刺しに
10〜15センチほどのナイフを振り上げた女は、「お前なんか殺してやる」と叫び運転手をメッタ刺しに。
驚き慌てる運転手の顔面、手、胸元、肩、さらには胴体を、およそ11箇所刺され抵抗できなくなった運転手は、車から這い出して近くの家に駆けこみ、救急搬送された。幸いにも命に別状はなく、けがの回復を待っている状態だ。