大阪の人がエスカレーターの右側に並ぶのはせっかちだから? チコちゃんが秘密に迫る
『チコちゃんに叱られる』で大阪の人がエスカレーターの右側に並ぶ理由を解説した。
■東京の左並びはいつから?
大阪で右並びが一般化した理由については理解できた。しかし、東京では同じように右側にならぶわけではない。
東京の人が左側に並ぶ文化は1989年ごろに新御茶ノ水駅で長いエスカレーターができたことから始まった。東京の左並びは交通ルールに従ってうまれたものであるようだ。
■じつは両方に並んだほうが…
続けて、海外のエスカレーターの並びがどうなっているのかを紹介。フランス、オーストラリアでは、関東の左並びと同じように車と同じ側に並ぶという。海外も交通ルールと同じ向きに並ぶ国が多い。
さらに、番組では衝撃の事実が紹介された。世界的にも片方に並び、歩く人のスペースを作るのが一般的となっている。
しかし、この行為は人を運ぶという効率的ではないようだ。片方に並ぶのではなく、両側に並んだほうが同じ時間内で人を多く運ぶことができるという実験結果が出た。
現在、危険を回避するため、両側に並ぶことが推奨されているが、安全のためだけでなく人を運ぶという観点においても両側に並ぶ方が優れているようだ。
エスカレーターに乗ると今までの通り、片側に並びがちだが、研究結果と安全面を考慮して両側に並ぶようにしたいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)