高校で学生同士の壮絶なケンカ 生徒1名が刃物で刺され重症

刃物で刺して相手が倒れたら「勝ち」とでも思ったのか。友人ともめた少年の考え方は、あまりにも暴力的で幼稚だった。

■監視カメラの映像

事件発生後、学校側が校内に設置してある監視カメラの映像を確認したと発表。加害者が用いたのは「ポケットに隠し持っていた小型のポケットナイフである可能性が高い」と公表している。

また、加害者と被害者が不仲になったいきさつは伏せられているものの、週末に何らかの原因で言い争いになり、未解決だった可能性が高いようだ。トラブルの原因や、加害者に強い殺意があったのかなど、詳細については今後明らかになりそうだ。


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■保護者らから不安の声

校内で刃傷沙汰が起きたことから多くの関係者が不安を募らせているが、学校側は「生徒の安全には十分に気を配っています」「本校では暴力行為を決して容認しません」とコメントを発表。現在はセキュリティ対策の見直しを進めると同時に、ショックを受けた生徒たちがカウンセリングを受けられるよう準備を進めている。

しかし、学校が暴力事件の現場になることが多いアメリカだけに、保護者たちからは「学校に行かせるのが怖い」との声もあがっている。

また「職場(学校)で殺される可能性を十分に意識せざるを得ない時代だと認識している」と話す現役教師もいることから、学校が安全な場とは言い切れないと考えているのは保護者と生徒たちだけではないようだ。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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