卑劣な「就活セクハラ」めぐる対策 NHKの特集に疑問の声も…

『あさイチ』就活生を苦しめる「就活セクハラ」に焦点が当たる。しかし特集内容に疑問の声も…。

2020/02/13 13:00

NHK

学業との両立や厳しい倍率、面接のプレッシャーなど、就職活動には考えただけで胃が痛くなるような要素が満載。13日放送の『あさイチ』(NHK)では、多くの就活生を悩ませている「就活セクハラ」が特集された。


関連記事:笠井信輔アナ、妻との意外な馴れ初めに「最低男のレッテル」貼られる

■就活セクハラとは

就活生のプライベートに踏み込んだ質問をしたり、内定をチラつかせた卑劣な提案を見せる就活セクハラ。企業内でセクハラが発覚した際は社内で相談することができるが、セクハラを受けた就活生は企業にも大学にも相談ができず、泣き寝入りになってしまうケースが多いという。

会社への内定を希望する就活生の弱みにつけ込んだ、卑劣な行為といえるだろう。

関連記事:コロナ拡大で抽選券配布に“お願い” 従うと「100キロオーバー」の長蛇の列に

■具体的な対策法は…

また『あさイチ』では、OB訪問の際に注意すべき点をいくつか紹介し、「できるだけ女性社員を訪問する」「終業後や密室などで会うのは避ける」といった対策法が登場。「セクハラが容易に行なえる場」に近づかないのがベストなようだ。


関連記事:「高学年女子の髪をうかつに触るな」と教員が怒り 学校セクハラ対策には温度差も

■「そこなの…?」と疑問の声も

しかし、視聴者の中には対策方法に疑問を感じた人も少なくないようだ。

ネット上には「そこなの? 被害者側が対策考えるんじゃなくて、加害者を出してる企業側が対策を考えるべきなのでは?」「そもそも就活セクハラっていう呼び名がなんだかな…。普通に性犯罪で良いよ」「自衛意識も大切かもしれないけど、就活生がそういうことにも頭を悩ませなきゃいけないのがおかしい」といった声が多数上がっている。

一方で「企業側が体勢を変えるには時間がかかるから、いま就活している人たちがすぐに使える知識を発信しているのでは」という意見も決して少なくはない。

就活生を狙ったものだけに限らず、「セクハラ」そのものが根絶された社会になってほしいものだ。

・合わせて読みたい→笠井信輔アナ、妻との意外な馴れ初めに「最低男のレッテル」貼られる

(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

【Amazonセール情報】ココからチェック!