神田松之丞、真打ち昇進・神田伯山襲名果たすも嘆き 「裏では悪口言われてる」
『太田伯山』で六代目神田伯山を襲名した神田松之丞が驚きの事実を吐露した。
100年に1人の天才講談師として脚光を浴びた神田松之丞が、2月11日に真打ち昇進と共に大名跡「六代目神田伯山」を襲名した。
12日深夜放送『太田伯山 ~悩みに答えない毒舌相談室~』(テレビ朝日系)は、前身番組『太田松之丞』からタイトルだけ変更してリスタート。伯山が襲名にまつわる裏話を披露する。
◼伯山襲名
番組冒頭、伯山襲名を祝う出演者たちに伯山はお礼を口にしつつ、「伯山と呼び捨てにしてください」と頭を下げる。
爆笑問題・太田光は「これからは先生ですから」と軽くイジると「そんなヤツ絶対使いづらいじゃないですか、腫れ物を触るような…」と苦笑い。視聴者に向け「名前は変わるが、今までと変わらぬスタンスで頑張っていく」との決意表明を挨拶にかえた。
◼裏では「悪口言われている」
しかしここで伯山は「裏ではみんな悪口言ってるみたいで…」と本音をポロリ。36歳の若さでの真打ち昇進、さらに大名跡の襲名には同業者からの批判ややっかみが多いと暗に示したが、太田は「そういうのを全部乗り越えていくのがこの男」と伯山に太鼓判を押す。
伯山は「太田さんがよく『コイツは人間国宝になる男だ』って言ってくれている」と太田が力強い後押しをしてくれていたと振り返りながら、「(その太田に対して)『お前になにがわかる』ってみんな言ってました」と暴露。
突然、自分が悪口の対象になっていたと知り「俺?」と驚く太田に、伯山は「こんなにお世話になっている人にまで迷惑かけて…」と楽しげに笑った。
◼部下の出世に反発する上司も…
松之丞の真打ち昇進と伯山襲名は、講談界における大出世だ。人気と実力を兼ね備えた伯山だからこそ成し遂げた偉業だが、同期や先輩からすれば納得できない部分もあるだろう。
しらべぇ編集部で全国10〜60代の有職者男女734名を対象に調査したところ、全体の21.3%が「自分の部下が上司になったら反発する」と回答している。
その割合は中高年の男性だけでなく、若い女性でも比較的高い傾向にあるようだ。
伯山に悪態をついているのは、部下や後輩の出世を素直に喜べない、こういった嫉妬にまみれた人たちなのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ)
対象:全国10代~60代の男女1,789名(有効回答数)