いじめを目撃して食い止めた少年 逆恨みされ殺される悲劇に

いじめの現場を見て助ければ、自分が標的に? どのような対処が望ましいのか、今後さらなる検討が必要になりそうだ。

行列
(TAGSTOCK1/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

とても正義感が強く優しくもあったある少年が、いじめ被害を受けている男子の様子を見て慌てて介入した。それが原因で恨みをかった少年は、いじめの標的どころか殺害のターゲットに。あまりにも悲しい結末に、同じ学校に通う生徒たちもひどく動揺しているという。


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■いじめ被害者を救った少年

米国・テキサス州で、16歳の少年がいじめの現場を目撃した。ターゲットにされていたのは小柄な男子だったといい、もみくちゃにされている様子を目撃した少年は「助けなくては」との思いから介入を決意。

どうにかいじめを食い止めることに成功したものの、この日をさかいにいじめ加害者のひとりと敵対関係になってしまった。

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■被害者になった少年

いじめトラブルに介入してから数日後にあたる2月6日のこと、少年が暮らしていた団地に敵対していた加害者が出没。すかさずズボンの後ろに手を伸ばすなり素早くピストルを取り出し、少年の胸を狙い発砲した。

その後に少年は病院に救急搬送されたが手遅れで、「診察した医師団が死亡を宣告した」とアメリカメディアは報じている。

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■監視カメラの映像