武装グループが警官を装い民家に突入 住人の男性が反撃し家族を守る
夜中にいきなりドアを叩いた訪問者たち。「警察だ」と繰り返す男たちの言葉を住人は信用せず、もしもの瞬間に備えたという。
ドアの向こうから「警察だ、開けなさい」と声が響いたら、多くの人は「何事か」と驚きつつ急いでドアを開けてしまうのではないだろうか。
そんな心理につけこんだ武装集団が警官隊を装い、ある民家への侵入を計画。さっそく実行に移したが、住人たちはそう簡単には騙されなかった。
■突然の訪問者
2月4日の午後10時ごろ、米国・カリフォルニア州トゥーレアリ郡で、とある民家の外から「警察だ、すぐ開けなさい」と声が上がる。
すでに夜だったにもかかわらず、家のドアをバンバン叩いてきたため、「こんな時間になぜ?」と不思議に思った家族はドアを開けることを拒否した。
■武装グループが突入
ドアを開けろという要求を拒否された犯罪グループは、なんとドアを蹴破り屋内に突入。警察の制服を着ていなかったこと、また武装しており発砲寸前だったことから「こいつらが警官であるわけがない」と確信した住人は自衛を決意し、みずからも銃を手にとった。
このとき家にいた13歳の少年は犯罪グループが突入を試みた瞬間に通報し助けを求め、すみやかに母と安全な場所に避難した。