上海の全学校が2月いっぱい休校に オンライン授業で新型肺炎対策
児童、生徒、学生を新型肺炎から守りたいと上海市教育委員会が大きな決断。
患者の数がいよいよ3万4,000人を超え、死者も700人を突破するなど、中国では新型コロナウイルスによる肺炎の感染がますます拡大している。上海市からも興味深いニュースが伝えられた。
■上海市の決断
春節の連休が過ぎて間もない中国だが、上海市では新型肺炎をなんとか封じ込めようと現在すべての学校について休校の措置が取られている。
そんな中で5日、上海市教育委員会は「2月17日には学校の再開を図りたい」としていた予定を延長する旨を発表した。
■再開は3月1日かそれ以降
「新型肺炎の感染拡大から児童、生徒、学生を守るための措置として、すべての学校の再開は3月1日になる予定だ」とした市教育委員会。
ただし3月1日はあくまでも「予定」であり、国家衛生健康委員会の発表やその頃の状況によっては、それ以降になる可能性もあるという。