『ヒロアカ』登場人物名で謝罪 誠実な対応にファンからは声援多数

人気漫画『僕のヒーローアカデミア』の登場人物の名前に海外読者から指摘が相次いだことを受けて、集英社と作者が謝罪

『僕のヒーローアカデミア』
(画像は『僕のヒーローアカデミア』原作公式Twitterのスクリーンショット)

7日、『週刊少年ジャンプ』(集英社)編集部が公式ツイッターを更新。人気連載マンガ『僕のヒーローアカデミア』に登場したキャラクターの名前に、中国・韓国を中心とした海外の読者から指摘が相次いだことを受け謝罪。当該キャラクターの名前を変更することを発表した。


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■外見の特徴から命名

同社は、同作の259話に登場した「志賀丸太(しが まるた)」について、「過去の悲惨な歴史の記憶を想起させるとのご指摘を、中国をはじめとする海外読者の方々から多くいただきました」と説明。

「『志賀(しが)』は他の登場人物名の一部から、『丸太(マルタ)』はその外見から命名したもので、過去の歴史と重ね合わせる意図は全くありませんでした」と、歴史上の事柄を意識して名付けたものではなく、あくまで登場人物たちの関係性や、キャラクターの外見の特徴が由来であったと説明した。

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■キャラクターの名前は変更へ

しかし、「『悪魔の組織の医師』というキャラクターの設定とこれらの名前が合わさった結果、中国をはじめとする海外の読者の皆様に不快な思いをさせてしまいました」と、同社としては読者の指摘を真摯に受け止めている。

「事前に編集部が表現について十全な検討を行うべきでした」とし、改めて「深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

今後の対応としては、当該キャラクターの名前を変更すると発表。電子版については「速やかに変更いたします」とし、紙版においてもコミックス収録時に変更されるという。

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