沢尻エリカ被告に有罪判決 「閉廷後の光景」に裁判傍聴芸人が呆れ
麻薬取締法違反の罪に問われた沢尻エリカ被告に有罪判決。一部メディアの行動に、裁判傍聴芸人・阿曽山大噴火が呆れ。
6日、合成麻薬MDMAやLSDを所持していたとして、麻薬取締法違反の罪に問われた女優・沢尻エリカ被告(33)に対し、東京地裁は懲役1年6ヶ月、執行猶予3年を言い渡した。
裁判傍聴芸人として知られる阿曽山大噴火が、同日東京地裁で目の当たりにした光景について、ツイッターで苦言を呈している。
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■傍聴席の抽選倍率は48倍
報道によると、沢尻被告は昨年11月16日、東京都目黒区の自宅マンションでMDMAの粉末約0.2グラムの他、LSDを含む紙片と液体計約0.7グラムを所持したとして逮捕。その後起訴された。
沢尻被告は、先月31日の公判で起訴事実を認めており、女優への復帰は「考えていません」と発言したという。
なお、同日の判決公判の傍聴希望者は915人で、19席ある傍聴席の倍率は48倍だったとも報じられている。
■一部メディアの対応に苦言
同日に自身のツイッターを更新した阿曽山大噴火は、「ラジオの生中継のために東京地裁前で待ってたら沢尻エリカ被告人を乗せた(と思われる)車が出て来たんだけど、その後ろをバイクで追跡とかしてるのね」と、自身が目の当たりにした光景をツイート。
「まだそんな取材をしてる会社があるなんて…。被告人が19才から大麻を使ってたという話より驚きですわ」と、一部メディアの対応に苦言を呈した。
ラジオの生中継の為に東京地裁前で待ってたら沢尻エリカ被告人を乗せた(と思われる)車が出て来たんだけど、その後ろをバイクで追跡とかしてるのね。まだそんな取材をしてる会社があるなんて…。被告人が19才から大麻を使ってたという話より驚きですわ。
— 阿曽山大噴火 (@asozan_daifunka) February 6, 2020
■芸能人の薬物逮捕は致命的?
阿曽山大噴火のツイートからも、注目度の高さがうかがえる沢尻被告の裁判。芸能人の薬物の使用・所持での逮捕が、世間に与える影響はどれほど大きいのか。
しらべぇ編集部が全国の10代~60代の男女1,789名を対象に実施した意識調査では、好きな芸能人が薬物で逮捕された場合、「ファンをやめる」と答えたのは35.2%。6割以上が「やめない」と回答した。
ところが、2017年の同調査と比較すると、ファンを辞める派は20ポイントも減少していることがわかった。
沢尻被告本人も、復帰の厳しさを肌で感じているのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)
対象:全国10~60代の男女1,789名(有効回答数) 調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20~60代の男女1,342名(有効回答数)