警官の父と再婚予定の女に虐待された8歳の息子 氷点下の車庫で死亡
息子になぜそんなヒドイことを。警察官でありながら「鬼畜の親」だったとは…。
幼い子供がいる状況での離婚と再婚。子供たちが新しい家族で幸せになれるかどうかが1番気になるところだが、そのカギを握るのは意外にも実の親なのかもしれない。
■車庫に寝て凍死
米国ニューヨーク州ロングアイランドの民家で1月17日、車庫に一晩寝かせられていた8歳の男の子が低体温症を起こし、病院で死亡が確認された。その夜は外気温が氷点下6度未満にまで落ち込み、搬送当時の男児の体温は24.4度しかなかったという。
この虐待致死事件を起こしたのは、ニューヨーク市警に勤務する警察官の父親マイケル・ヴァルヴァ(40)とその婚約者であるアンジェラ・ポリーナ(42)。共に第二級殺人罪での起訴が決まった。
■娘ばかりかわいがった父親
亡くなった男児の実母は2004年に結婚し、2015年に離婚している。実母は深い悲しみで打ちのめされているが、どうやら怒りの矛先は婚約者よりも実父に向けられている様子だ。
「彼にはそもそも虐待癖があり、娘ばかりかわいがって息子には厳しすぎた。私は息子の死を決して無駄にはしない」と実母はコメントしている。裁判では検察側の証人となってさまざまなことを語るものと予想される。