刑務官が受刑者を殴りつけ暴行 逆に収容される異例の事態に
受刑者を正しい道へと導くべき人間が、とんでもない行動に出たとして実刑判決を言い渡された。
■米国司法省による発表
米国司法省が発行した1月17日付けの正式文書では、ミシシッピ州で刑務官として勤務していた29歳の女、シェリー・グリフィスに関する驚くような発表をしている。
受刑者がいつの日か社会に復帰できるよう行動を監視し指導する立場にあったにもかかわらず、2016年にとある男性受刑者に対しひどい暴力をふるい、それゆえに刑務官とはまるで逆の立場に置かれることになったのだ。
■凄まじい暴力
グリフィスは、危険な凶器を用いて受刑者に襲い掛かり、パンチを食らわせたうえに思い切り蹴り上げた。さらには踏みつけるまでに及び、怪我を負わせていたことも判明。
本人も「確かに間違いない」と認め、刑務官としての仕事を失った。懲役70ヶ月の実刑判決を言い渡され、今後は刑務官ではなく受刑者として、長く刑務所で過ごすという。