船釣り中の衝撃 とがった魚が海から飛び出し少年の首を貫通
釣りを満喫する予定だった少年が、恐ろしい目にあった。趣味としても人気が高い釣りに、こんな危険が潜んでいるとは…。
■医療チーム結成
すぐに別の病院に移送されて手術の準備を開始。外科医3名から成る医療チームが手術を開始し、2時間ほどかけて少年の首に突き刺さっていたダツの頭をどうにか取り除いた。
大量に出血する可能性も十分あったが、ダツの頭が傷口を完全にふさいでいたため、少年は運よく命を落とさずにすんだ。一部のメディアでは魚が貫通している状態の画像を公開している。
■少年の状態は…
幸いにも少年の状態は安定しており、今後しばらくは経過を観察すべく入院することになった。医師団は少年が感染症に罹患(りかん)しないよう様子を見ているが、状態がよければ数日で退院できる見通しだと報じられている。
ダツによる事故は、過去にもハワイで10歳の子供が眼球を刺され死亡したケースがある。今回被害を受けた少年が大変恐ろしく痛い思いをしたことは間違いないが、死なずにすんだのは不幸中の幸いだった。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)