高校レスリングの試合に父親が乱入 対戦相手に飛びかかり逮捕
息子の対戦相手に、なんと父が突進。会場にいた人々が慌てふためく一幕があった。
子供が出場するスポーツの試合に、本人以上に気合を入れて応援に行く親たちがいる。「ぜひ愛するわが子に勝利の喜びを味わってほしい」と願うのは親としては当然だが、思いが時として親をとんでもない行動に駆り立ててしまうようだ。
■レスリングの試合
米国の当局によると、ノースカロライナ州在住のバリー・リー・ジョーンズ(54)という男が、高校のレスリングの試合中に息子の対戦相手に立ち向かったとして1月18日に逮捕された。
男の息子は別の高校に通う生徒と対戦。しかし試合の途中に対戦相手が反則技を繰り出し、男はそれを見て「これは許せない」と激怒。審判員が「反則」と判断した瞬間に「やはりそうか」と怒り狂い、息子の対戦相手に突進する。
■暴走した父親
タックルして床に倒そうと行動に出た男に向け、様子を見ていた他の保護者達が一斉に駆け寄り、もみあいになっていた男と生徒を無理やり引きはなした。
会場には通報を受けた警官隊が登場して物々しい雰囲気に包まれたが、幸いにも襲われた生徒にケガはなかったと伝えられている。