有名マッチングアプリ『Tinder』で女性ユーザー7万枚超の写真と個人情報が流出
マッチングアプリに個人情報をあれこれと入力し、顔写真を晒す。やはり危険が伴うようだ。
マッチングアプリに連日大量にあがってくる登録者の写真や個人のデータ。そうしたアプリやサイトを悪い奴らが常に監視し、情報を盗むチャンスを狙っていることをご存じだろうか。
■7万枚超の女性ユーザーの写真
出会いを求めるアメリカの大学生の間で大流行し、4〜5年ほど前から日本でも利用されるようになった「Tinder(ティンダー)」。気軽にハイスペックな男子・男性と知り合える、外国人との出会いが多い、などとも言われている。
そのTinderについて海外大手メディアがここのところ、「少なくとも7万枚を超える女性ユーザーの写真、16,000名のユーザーIDおよびテキスト・ファイルが流出した」と伝え、波紋を広げている。
■恐怖のスクレイピング
被害は、詐欺行為の検出に強いことで知られるサイバー・セキュリティ会社の「ホワイトオプス(White Ops)」が発見した。
これまで悪意のあるソフトウェアを拡散させてきた集団が、いわゆるコピペを自動的かつ大量にこなすスクレイピング・ツールを仕込むことに成功し、自分たちのウェブサイトにデータを取り込んだと考えられるという。