高いと言われているムーミンバレーパーク 値段の価値はあるか行ってみた結果
高いと言われていたムーミンバレーパーク、本当に高いのか行ってみた
■ムーミン谷を心から楽しめる
ムーミンバレーパークにはムーミンの物語をより深く知ることができる、アニメが映るストーリーガイドがいくつか設置されているのだが、そこでエピソードが書かれた紙を手に入れることができ、集めるとムーミンの世界に心から没入できるのだ。
ムーミンの家がある広場へ行き、そのさらに奥に行くとある、スナフキンが住むテントを発見。テントの中を見ると…これは行ってのお楽しみである。
■劇場は素晴らしい
冬の飯能がちょっとフィンランドっぽいので歩くだけでもなんとなく北欧気分に浸れるが、1日3回開催される『エンマの劇場』ライブエンターテイメントはものすごく本格的。
ムーミンやムーミンパパ、ムーミンママにスナフキン、スニフにリトルミイといった定番キャラクターが登場し、雲に乗って劇場をスイーッと走りながら踊るダンスは必見だ。
■レストランの食事は高め
ただ、テレビでもよく紹介されるムーミンバレーパークのパンケーキ『ベリーベリーLettu』は、2,530円とわりとお高め。
高いと感じたなら園内にあるレストランの食事は1,500円程度とそれに比べれば少し安めになるためそちらを利用するか、そこまで距離はないのでメッツァビレッジに戻って食事をするといいかもしれない。
■グッズはとにかくかわいい
食事やドリンク類は確かに全般高めだと感じたが、ムーミンハウスをかたどったポップコーンバケット(2,000円)など、お土産やキャラクターグッズはとにかくかわいい…。
500円で遊べる子供向けのアトラクションもあったりするので、入園料とこういったアトラクションだけで十分楽しめた。ちなみに高いと感はしたものの、ポップコーンバケットとリトルミイ、ムーミンのぬいぐるみがあまりにかわいかったのでつい買ってしまった。
■プロジェクションマッピングは最高
また、極めつけは3月8日まで開催されている『ウインターワンダーランド』である。18時半、19時、19時半の3回行われるムーミンハウスへのプロジェクションマッピングが最高。
仲間が冬眠している中、ひとりだけ起きてしまったムーミントロールの物語が進んでいくのだが、劇中でオーロラのような演出があり、それが素晴らしいのひとこと。本当にフィンランドでオーロラを見たくなってしまうぐらい美しい。
■入園料はむしろ安い
入園料だけでこれだけ楽しめるなら、1,500円はむしろ安いと言ってもいいかもしれない。ただ、駐車料金が2,500円になってもまた行くかと言われると、正直悩むところである。
ただ、駐車料金がこのまま無料なら今度行くときはアトラクションをつけた2,800円のパスを間違いなく買うだろう。無料期間、終わらないでほしいなぁ…。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)