ラーメンファンに「豚の呼吸」が大流行 豚柱を名乗る店主も登場
豚柱を名乗るラーメン店店主が作る激ウマラーメンとは
■豚柱のいる店へ
ここが豚柱のいるラーメン店か…と、鬼殺隊の本拠地に初めて行った炭治郎のような気分で、緊張しながら入店。
注文したのは基本のラーメンの味玉付き。700円台のラーメンとは思えないデカくていい感じに火入れされたチャーシューを見ると、猛烈に食欲が出てくる。
家系ラーメンに近い見た目だが、横浜によくある家系ラーメン店と違い、臭みは皆無。さっそく「フゴッ フゴッ」と豚の呼吸を使用しながら、スープを飲んでみる。
■最強にウマいスープと麺
な、なんだこのクリーミーで旨味あふれるのに、しょっぱくない絶妙な加減のスープは…。豚の呼吸を使うことでスープの良い香りも満喫でき、普通に食べるより美味しく感じられる。
麺の加減もほどよく、スープが濃厚なので絡みもバッチリで最強にウマい。豚柱は鬼は倒せないようだが、ラーメンファンを美味しさでノックアウトするスゴいスキルの持ち主だったようだ。
■店主はむしろ育てではないだろうか
こんなに美味しいラーメンなら、濃厚でも毎日豚の呼吸を使って食べられそう。むしろ豚柱というよりも、うまいヨゆうちゃんラーメンの店主は、豚殺隊を育てる「育て」なのではないかと思った。
豚の呼吸を使用する店主のいる店は最寄り駅からは少し遠いが、ラーメンファンならぜひ一度は行っておきたい、激ウマラーメン店であった。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)