薬局へ強盗に入った男 店員に「病気の子がいる」と書かれたメモ渡す
メモの内容は、事実かそれとも作り話か。珍しい強盗事件に話題が集まっている。
ドラッグストアに強盗に入った男が、店員にそっとメモを差し出した。それを読んだ店員はすぐにレジからお金を出し男に渡したが、強盗犯を「犯罪者であることは確かだが、気の毒に思う」と同情する声もあがっている。
■突然起きた強盗事件
1月3日、米国・フィラデルフィアにあるドラッグストアにある男が訪れる。男は棚から商品をひとつ選ぶなりレジ係のもとに向かい、メモを差し出す。
そこに書かれていた内容は「ありったけのお金を差し出してください」「申し訳ありません、でも僕の子供が病気を患っているのです」というもので、15秒以内にお金を袋に詰めてほしいとも書かれていた。
■お金を持ち出て行った男
武器で店員を脅すこともなく、袋に詰められたお金を受け取るなり静かに店を後にした男。顔を隠すことさえせず、30~40歳とみられ「ひげを生やした黒人男性だった」とも報じられている。
実際にいくらのお金が男に渡ったかわかっていないが、監視カメラの映像が公開されると「悪そうな人には見えない」「よほど困っていたのだろう」と男に同情する声も少なからず上がった。
Wanted: Suspect for Commercial Robbery in the 14th District [VIDEO] https://t.co/OjdidkXfU9 pic.twitter.com/1MKPyQUoXB
— Philadelphia Police (@PhillyPolice) January 7, 2020