歯の治療中にドリルが火を吹く 5歳少女が口に大やけど
削る際のキーン、キーンという音だけでも怖い歯医者。まさかこんなことまで起きてしまうとは…。
「歯医者さんは苦手。行くのが怖い」と感じている子供はとても多い。そんな中、一生のトラウマになりそうなアクシデントを経験させられてしまうとは…。
■治療器具が火を吹く
米国・ネバダ州ラスベガスの小児矯正歯科で、5歳の少女の口内にやけどを負わせたとして、歯科と医師が少女の家族に訴えられた。
少女は虫歯を削ってかぶせ物をする、ごく普通の治療を歯科で約1年前に受けた。ところが治療器具がいきなり火を吹き、少女は喉、舌、口、唇など口の粘膜に広くやけどを負ってしまう。
■町の評判は悪くなかった
事故が起きたのは、ラスベガスのマウンテンズ・エッジ・マーケットプレイスに入っている、「ジャスト・フォー・キッズ・デンティストリー・アンド・オーソドンティクス(Just For Kids Dentistry and Orthodontics)」。
矯正も行う小児専門の歯科として、町の評判は決して悪くなかった。
少女の治療にあたった歯科医は、局所麻酔後に歯科用ダイヤモンドバー(ドリル)で虫歯を削ろうとしたところ、1~2秒にわたり器具から火が出たという。