張本勲氏、ドイツの歴史的競技への「面白くもない」発言が物議
『サンデーモーニング』で張本勲氏が、ドイツの歴史的スポーツ”ツリー投げ”を批判し物議。
12日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)では、スポーツ解説者の張本勲氏がドイツの歴史的競技を批判。その内容が、ネットで物議を醸している。
■「なんかつまらない」
その競技とは、”クリスマスツリー投げ”と呼ばれる少し変わったもの。その名の通り、ツリーとして使用されるもみの木を投げ、どこまで遠くに飛ばせるかを競うという内容。
高投げ、やり投げ、回し投げの3種類があり、それらの総合得点で優勝者が決まる。試合の最後には使われた木を燃やし、参加者らで囲んで楽しむのだという。
これを受け張本氏は「なんかつまらない、面白くもない競技だねえ。もみの木大事に管理したら来年も使えるのに」と一喝。「もっと面白い競技考えればいいのに」と批判が止まらなかった。
■「伝統的行事を批判するのは…」
この大胆な発言が、ネット上で話題に。「ちょっと言いすぎでは…?」「国の伝統的行事を批判するのはまずい」といった批判的な声のほか、「バッサリいきすぎてて笑った」などいつもの張本節を楽しむ声も。
また”クリスマスツリー投げ”という一風変わった競技については「ちょっとやってみたい」「やり投げならできそう」と興味津々な視聴者のコメントも見られた。
■張本勲氏に視野を拡げてほしい?
野球界に偉業を残したことは言うまでもなく、引退後の的確で鋭い解説が話題の張本氏。一方で、野球以外のスポーツに関しては、今回のように辛辣なコメントを呈することも…。
しらべぇ編集部が全国10~60代の張本勲氏を知っている男女1,110名を対象に調査を実施したところ、全体の4割弱の人が「野球評論家の張本勲氏にはもっと視野を拡げてほしいと思う」と回答する結果に。とくに男性にその傾向が強く表れた。
批判を重ねながらも、最後には「(火を利用して)焼き芋かなんかすればいいのに」と笑いを誘うことも忘れない張本氏。このようなコメントの緩急も、ベテラン解説者としての魅力のひとつなのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・東水 壮太)
対象:全国10~60代の張本勲氏を知っている男女1110名(有効回答数)