乳がんと誤診され両乳房を切除された女性 苦悩を激白
誤診のせいで、心身ともに大変な苦痛に耐えるはめになったある女性。今もその思いは複雑だ。
■女性の苦悩
体に大きな傷がつき、苦しい化学療法で一時的とはいえ髪も失ったこの女性。
さらに追い打ちをかけるように医師団からは「もしかするともう赤ちゃんは妊娠できないかもしれません」と宣告されたというが、不安な思いをかかえたまま子づくりに挑戦したところ、女性は妊娠。今では2人目の子供も生まれ、育児に励む毎日を過ごしているという。
■「拷問だ」と語った女性
「体だけでなく、精神的にもひどい拷問を受けた気分です」という女性は、「治療に耐えきったあとに誤診だったと知らされるなんて、私にとっては今もなお受け入れがたいことです」と現在の心境を告白。
さらに「家族が受けるショックも知ってほしいのです」「このような誤診で苦しむ人が減ることを願うばかりです」とも話している。
この女性のケースについては医療過誤として取り調べが続いており、女性の担当弁護士は「人為的ミスを減らすためにも、テクノロジーのさらなる進歩を願うばかりです」という趣旨のコメントを発表している。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)