「息子が洗濯機に入り一時意識不明に…」　主張を認められず母が起訴

洗濯機の中に幼い息子が入り込み、気づいたときにはどんどん中に水がたまっていたと主張しているある母親。「慌てて引っ張り出した」というが救急車を呼ぼうともせず、電話をかけた相手は職場にいた息子の父親だったという。

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■洗濯機に入った息子

米インディアナ州で暮らすある少年（5）が、今年8月に病院に運びこまれ大騒ぎになるという出来事があった。

母親（30）の証言をまとめると、この日の朝いつものように目を覚ましキッチンに行った際、なぜか洗濯機に水がたまる音が聞こえたとのこと。

そこで確認しに行ったところ洗濯機の中に息子が入ったまま抜け出せなくなっていたため、母親は慌てて停止ボタンを押し息子を洗濯機から引っ張り出したのだという。

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■病院に向かった親子

嘔吐しぐったりする息子を見ても母親は救急車を呼ばず、仕事場にいた息子の父親に連絡。「帰って来て」と言われ慌てた父親が家に戻ると母親が息子を抱いて待っていたが、その時点で息子は白目をむき、意識を失っては目を覚ますことを繰り返している状態だったという。

「救急車を待っている時間はない」と判断した父親は、自分で運転し息子を病院に搬送。息子はその後に検査のため小児病院に移されたが幸いにも命に別状はなく、怪我については「上半身にあざや傷ができている程度だった」と伝えられた。