生後3ヶ月の乳児がビニール袋で窒息死 寝かしつけた祖母も眠り込み…
家族にとってかわいい赤ちゃんの突然の死ほど悲しいものはない。
■赤ちゃんが呼吸をしておらず
悲劇は米国テキサス州ハリス郡のある民家で、12月24日に発覚した。
午前4時半ごろ、通報を受けて郡の保安官が現場に向かうと生後3ヶ月の赤ちゃんがぐったりとして呼吸をしておらず、祖母からは「ビニール袋が眠っていた孫の鼻と口をぴったりと塞いでいた」との説明があった。
それまで健康だった乳幼児が何の予兆や既往歴もないなか、睡眠中に突然亡くなるものに「乳幼児突然死症候群」があるが、この事例のように口や鼻を何かが塞いだことによる窒息が意外に多いともいわれている。
■誰が赤ちゃんを別室に…
郡保安官事務所で事情聴取を受けた祖母は、「リビングルームのフロアで寝かしつけているうちに自分も眠り込んでしまった」と説明。
ふと目が覚めたところ姿がなく、探したところ家に居た誰かが別の部屋のマットレスに移していたと見られる。ところがマットレスから転がり、そばにあったビニール袋の上に顔をうずめた状態で呼吸ができず死亡したと考えられている。
保安官事務所では何のためにその部屋に移動させたのか、どうやってビニール袋の上に転がったのかなど、事件性も視野に入れ調査を続けている。