「草でも食ってろ」 11歳少年がヴィーガンを理由に陰湿ないじめに
ヴィーガンとして生きる少年。しかしそれが原因で、陰惨ないじめを受け苦しんでいるという。
■学校の対応に両親が疑問
これまで何度も学校に不安な点を伝えてきた両親だが、連絡しても返事すらないことが、たびたびあったようだ。中には、「いっそのこと、他の学校に移ってはどうですか」と転校を勧めることもあったのだそう。
両親は学校のやり方に、ヴィーガンにこだわる少年こそがトラブルを招いているといわんばかりの態度を貫いていると感じ、いい加減で少年の心を尊重しないと怒りをあらわにしている。
■両親の主張
両親は、ヴィーガンが特別視され偏見を持たれることは多いといい、メディアの取材に応じ「ヴィーガンは変な目で見られてしまう」「これが社会の現状です」ともコメントしている。
また「肉食を続けるとがんになる」という言葉について、両親は「いじめから自分を守ろうとして放った言葉に過ぎない」と擁護。一方で学校側は「いじめは厳しく対処する」というコメントを出しているが、深刻化してからでは遅すぎるとの声も少なくはない。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)