自己顕示欲が強い人は嫌われる? 60代は7割が苦手な傾向が
自己顕示欲が強いことは悪いことばかりではないが…
2019/12/30 20:30
多かれ少なかれ誰もが持っている「自己顕示欲」。人に存在をアピールしたり、褒められたいと思う欲求のことを言うが、その気持が強すぎる人はやたらと自慢をしたり自分の話ばかりする傾向があるようだ。
自己顕示欲が強すぎる人と一緒にいると、常にその人を称賛し話題の中心におかなくてはいけず、周りの人は疲れてしまうのではないだろうか。
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■6割が「苦手」
しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1,733名を対象に調査したところ、「自己顕示欲の強い人が苦手」と回答した人は、全体の58.3%であった。
なお、男性54.0%、女性62.0%と、女性のほうが自己顕示欲が強い人に嫌悪感を抱いていることが判明した。
■高齢層は嫌悪感?
また、この調査結果を男女年代別に見ていくと…
もっとも自己顕示欲が強い人に苦手意識を持っているのは、50代女性で67.5%。60代が女性66.9%、男性64.1%で続いた。対して、もっとも割合が低かったのは、10代男性で40.0%、20代男性が43.5%で、若年層男性の割合が低い傾向があるようだ。
昨今では、SNSなどで一般の人でも自分についての情報を発信できるようになった。そうしたツールで、自分の存在をアピールし自己顕示欲を満たしている人も多い若年層は、自己顕示欲が強いことを悪いこととして捉えていない人も多いのかもしれない。
■自己顕示欲が必要な時も?
さらに、この結果を職業別に見ていくと…
もっとも割合が高かったのは、自由業の人で76.9%と突出。公務員が66.0%で続く。対して、割合が低かったのは学生で48.4%、会社経営者が50.0%であった。
会社経営者は自分の会社をアピールし、多くの人に自らがおこなっている事業について知ってもらう必要があるだろう。自己顕示欲を活かして仕事をおこなっているのだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1733名 (有効回答数)