共同募金でもらえる赤い羽根には深い理由があった チコちゃんの解説に納得
『チコちゃんに叱られる』で共同募金をするともらえる赤い羽根について紹介。深い理由があった
20日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ「共同募金でもらえるのはなぜ赤い羽根」が話題となっている。募金でもらえる赤い羽根。これはなんとなくではなく深い理由があった。
■「勇気のシルシだから」
チコちゃんの気になる回答は「勇気のシルシだから」という。もらえる赤い羽根が勇気のシルシとは、どういうエピソードがあるのだろうか。
番組では最初に共同募金の仕組みを説明。毎年4月ごろ民間の福祉団体などから活動内容を募集し、翌年4月に選ばれた活動に集まった寄付金を分配するという仕組みになっている。
元々、1947年は赤い羽根ではなく金属製で「Community Chest」と書かれたバッジであったという。しかし、金属性であったことからコストも高かく、変更することに。
イギリスの「14世紀、勇敢な行いをした1人の勇者に赤い羽根をつける権利が与えられた」というロビンフットの伝説、「アメリカのある先住民の間では過酷な戦いに勝利した勇者のみ赤い羽根の着用が許可された」というエピソードから、赤い羽根は勇気の象徴とされる。
募金という勇気ある行動した人に赤い羽根を配ろうとしたことが定着し、今でも赤い羽根を渡しているようだ。
■「初めて聞いた」「勉強になった」
チコちゃんの「赤い羽根は勇気のシルシ」という解説に「初めて聞いた」「勉強になった」「ちょっと募金したくなった」といった声が多くみられた。
また、伝説に詳しい人からは、「ロビンフットってこんなところで名前を見るとは」「ロビンフットとインディアンの伝説から来てるんだー意外」といったコメントも。
■使用用途は気になる?
自分が入れた募金の使用用途について気になるという人は多いのではないだろうか。しらべぇ編集部では全国の男女981名に調査を実施したところ、62.2%の人が募金の用途が気になっているようだ。
基本的に調べればその用途は出てくるはずなので、どこで募金したのかだけは覚えておきたいところだ。
募金でもらえる赤い羽根にはアメリカやヨーロッパの伝説が関係していた。もらえるアイテムが「勇気のシルシ」と意味を知ったことで、少し募金したくなった人もいるのではないだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)
対象:全国20代~60代の募金をしたことがある人981名(有効回答数)