4歳息子を育てる両親がともに難治の癌に 立ち上がってくれたのは意外にも…
遠くの親戚より近くの他人とはこのこと。自分の周囲にもじつはやさしい人がたくさんいるのかも…
両親がほぼ同じ時期に不治の病に冒され、このクリスマスを不安な気持ちとともに過ごさなければならない、ある子育てファミリー。しかし彼らの周囲には親切な人がたくさんいた。クリスマスらしいハートのこもった贈り物の数々に、両親とも感謝の気持ちでいっぱいだという。
■両親がそろって難治のガンに
サンフランシスコにも近い米国カリフォルニア州のノース・フェアオークスという町から、あるファミリーの悲しい話題が伝えられた。
2016年10月に中古の家を購入し、暮らすようになったブリンカーホフさん一家は、パパのジェイソンさん、ママのヘザーさん、そして4歳のひとり息子ルシアンくんの3人暮らしだが、両親はまだ若いにもかかわらず難治のガンと診断され、共に闘病生活に入っていた。
■近隣住民と教会の人々が…
2018年5月、ひどい頭痛に悩まされていたアーティストのジェイソンさんは、受診した病院で手術がしづらい部分に脳腫瘍があることを告げられた。
そして今年1月、パーソナル・トレーナーをしていた妻のヘザー・ブリンカーホフさんにはすい臓がんが発覚。辛い化学療法に耐える日々がそれぞれに始まった。
悲しい事実を知って、2人の闘病生活を少しでも楽なものにしようと立ち上がってくれた人々。それは近隣の住民たち、そして日曜礼拝で顔を合わせる教会の人たちだった。