浜崎あゆみ、片耳ほぼ聞こえなくても歌えたワケ “命綱”だった男性の存在
難聴を患う浜崎あゆみが、自身の耳となって支えてきた男性スタッフが、逝去したことを報告。現在の胸の内を明かした
■21年間共に歩んだスタッフが逝去
両国国技館でリハーサルを行なった浜崎はこの日、「私事ですが、先月のはじめに21年間ずっと一緒に歩んで来た歌のパートナーが天国へ旅立ってから初めてのステージが今日でした」とコメント。
続けて「私は片耳がほぼ聴こえないので、パートナーである彼が作ってくれるイヤーモニターの特別なバランスが命綱でした」と、難聴に苦しみながらも歌ってこられたのは、逝去した男性スタッフの存在があったからだとつづった。
浜崎は2008年に、左耳の突発性内耳障害の症状が悪化していることを明かしている。
■「哀しくて逢いたくて…」
リハーサルでは「長年のクセで、何度も何度も卓を見るのに彼がそこに居なく、でもまた卓を見て話かけようとしてしまうのを繰り返しているうちに、よく見るとそこに彼の写真が飾られているのに気付いて嬉しくて嬉しくて哀しくて逢いたくてたまらなくなりました」と、亡くなったスタッフに思いを馳せる場面もあったそう。
「彼から受け継いだバトンで私達らしく私達にしか作れない音を創ろうね。このチームでカウントダウンを迎えられること、本当に心から有り難く思います」と、思いを記している。