イオンのステーキ店『ガブリングステーキ』が激安 いきなりステーキと比較すると
イオンのステーキ店『ガブリングステーキ』の実力とは
■肉質はまあまあだが…
オージービーフなのでアンガスビーフにくらべ、やや旨味が薄い感じもするが、肉質は柔らかく食べやすい。肉の味はいきなりステーキの勝利だが、値段を考えると余裕で合格の味ではないだろうか。
また、ガブリングステーキの強みはステーキの安さだけでなく、イオンの『ここdeデリ』というスペースにもある。
■酒もその他の惣菜も持ち込める
たとえば横のイオンリカーで買ったワインや酒を持ち込むのは無料。いきなりステーキもワインの持ち込みは可能だが、持ち込み料として1,000円がかかる。
さらに惣菜売り場のリワードキッチンではサラダや惣菜、カレーも売っているし、ステーキ以外のメニューも充実しているのだ。また、その気になればイオンで売っている物も一緒に食べて問題無い。
■いきなりステーキの復活劇にも期待
このように肉のコスパだけでない、自社の強みを活かしたステーキ店が数多く出てきたことと、いきなりステーキの値上げも重なり、客離れが起きたのではないかと推測する。
ステーキガストも肉のコスパはいきなりステーキと同等にし、自社の強みであるサラダバーやファミリーレストランの料理を活用して人気店になっているのだから、いきなりステーキも工夫をすれば復活の余地はあるのではないかと思う。
個人的にはライス・スープ・サラダは全部いらないのでどれか1つ選べるスタイルにし、ワイルドステーキ300グラムを恒常的に1,000円に戻すだけで昼の客は増えるんじゃないかな…と考えているのだが、今後のいきなりステーキの挽回にも期待したいところだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)