「産後すぐには会いに来ないで」 ママの本音に反響拡がる
そばにいてほしいのは、夫と自分の家族だけ? 産後ママの気持ちは複雑で、なかなか理解してもらえない。
家族や友達に赤ちゃんが生まれたというおめでたいニュースを聞くと、「すぐにでも赤ちゃんに会いに行こう」と病院に駆けつける人はとても多い。
しかし多くの産後ママたちの本音は、「お願い、ちょっと休ませて」「私が落ち着いてから会いに来て」。なかなか言えない正直な気持ちをネットに女性が書き込んだところ、大反響があった。
■ある女性が公開した写真
オーストラリアで暮らすある女性が、このほど思い出の産後写真をSNSにアップした。
その写真は嬉しそうに赤ちゃんを抱きあげている高齢とおぼしき婦人、その横にあるベッドに腰かけ疲れ切った様子で見上げる女性をとらえたもので、女性の不愉快そうな表情がとても印象的だ。その写真に添えられたメッセージに、世界中の女性たちが共感している。
■「遠慮してほしい」という女性
この女性によると、写真は女性が第一子を出産した後に撮影されたものだという。
「この顔を見れば私の気持ちが分るでしょう」と書き込んだ女性は、「1日か2日、時間をちょうだいとお願いするのはダメですか?」「疲れ切っているし、産後の女性は汗と血を洗い流して眠りたいと思うものなのです」とも付け加えた。
また女性は分娩を終えたばかりで体中が痛いというのに客の相手をするつらさ、また新生児を抱き写真を撮る人々を眺める際の苦々しい思いも告白している。