産院で大惨事 勢いよく生まれた赤ちゃんが床に滑り落ち死亡
赤ちゃんを亡くした女性の悲しみは、いかばかりか。警察も捜査に乗り出し、事故が起きた原因を調査中だ。
分娩台にあがり「まもなくおなかの赤ちゃんに会える」と楽しみにしていた女性が、まさかの結果に大変な衝撃を受けた。複数の医療スタッフがいたにもかかわらず起きたアクシデントゆえに、赤ちゃんは死亡。とんでもない悲劇に見舞われた家族は、今もなお立ち直れずにいる。
■産気づいた女性
アルゼンチンのブエノスアイレスで暮らす26歳の女性が、妊娠37週にしていきなり産気づいた。
そこで病院に急いだ女性は陣痛に必死に耐え、分娩台に横たわった後は助産師や医師らが見守る中、指導に従い赤ちゃんの誕生を待ったとのこと。
「さあ、思い切りいきんで」という指示にも従いおなかにグッと力を入れたというが、その瞬間に赤ちゃんが驚くような勢いで出てきたという。
■医師らの対応
通常は出産まである程度の時間がかかることもあり、医療スタッフは赤ちゃんを取り上げる準備がまるで整っていなかった。
そのせいで母体の外に飛び出した赤ちゃんはそのまま滑って床に勢いよく落下。これに慌てたスタッフが大急ぎで赤ちゃんを拾い上げ、保育器に入れたという。その後に赤ちゃんは別の病院に搬送されたというが、その病院に到着する前に息絶えてしまった。