娘が殺された挙句冤罪を着せられた父親 まさかの結末に「やりきれない」
死役所の最終話が放送されたが、残酷すぎる「冤罪」に数々の悲鳴が寄せられた。
2019/12/19 15:40
■なぜか罪を着せられた夫
施設を訪ねたシ村は妻子に会わせてくれと蓮田に懇願するが、「現在修行中の為」という不可解な理由で拒否されてしまう。それどころか、シ村と幸子は「紙切れ一枚でつながっただけの家族」と侮辱された為、シ村は思わず彼に殴りかかる。
なんとか娘だけでも連れ戻したものの、幸子を取り返すために出かけていたある日、美幸は誰かに殺されてしまう。腹から血を出した状態で庭に横たわる美幸を見たシ村は呆然。後に彼は「子供に絵具を食べさせて虐待した挙句殺人を犯した」という罪を着せられ警察の尋問中に殴る蹴るなどの暴行を受ける。
■妻子を取り戻したかっただけなのに…
暴行を受けている最中、妻子との思い出が走馬灯のように浮かび上がったシ村。誰よりも家族を愛していた彼は、自分が虐待の疑いをかけられていることに絶望し、ついに「私がやりました」と嘘の供述をする。
彼が死刑となったのは冤罪だった。申請すれば成仏できるというルールなのだが、そのまま働き続けるのは、幸子や蓮田に会って真相を解明したいからなのだろうか…。
■続編希望の声が殺到
まだまだ未解決の謎が多く、続編を匂わせる最終回にSNSは騒然。刑事の暴行が冤罪につながった描写に対し「つらすぎる」「『今どきありえるの?』な警察の脅し!」「やりきれないなぁ」等の声が寄せられた。
また、美幸の死や幸子の行方が明かされていないことから「えっ、これで最終回?」「消化不良が多すぎる!」「続編希望です」といった嘆きも多数見受けられる。
原作漫画は現在も雑誌『コミックバンチ』(新潮社)で連載中であることを考慮すると、そもそもの謎が解けていないことからこの結末はやむを得ないとも言える。
しかしドラマに対する好評の声は多い為、続編の製作は十分にありえることだろう。今後の展開に期待して待ちたい。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)