車を買わせようとする上司 理不尽な要求に「社会ってこういうもの?」
車を買うことを勧めてくる上司だが、いちいち条件をつけてくるようで…。
「若者の車離れ」が嘆かれて久しいが、維持費の高額さを考えるとそれも納得だろう。しかしときには「費用面」ではなく、「人間関係」が問題で購入に踏み切れないケースもあるようだ。
■仕事の都合で…
『Yahoo! 知恵袋』では、車の購入を巡る入社2年目の会社員の悩みが注目を集めている。営業職のため外出が多い投稿主だが、出先は基本的に電車で行けてしまうため、車を所有していなくともそんなに不自由しないようだ。
しかし2ヶ月に一度くらいの頻度で、役員クラスを車に乗せなければいけない行事があるそう。本来なら一番若手の投稿主が運転するべきだが、車を持っていないため上司がドライバー役を務めているという。
■購入の決断
そういった経緯もあり、車の購入を決意した投稿主。休日に運転する機会も多そうなので、自分の乗りたい車を選ぶためにディーラーと話をまとめていたそうだ。
しかし購入の意思を上司に伝えると、「新車は生意気だ」「中古の軽自動車とかで良いから」という答えが返ってきたという。現状は「車がない」というだけで上司から嫌われている投稿主はどうすべきか困り果ててしまい、「社会ってこういうものでしょうか?」と理不尽さを訴えている。
■「上司がおかしい」という指摘
投稿主は「プライベートでの使用」を視野に入れて購入検討しているにも関わらず、上司は「社用」としての用途しか考えていないのがズレの原因だろうか。
相談内容に対し、「上司がおかしいと思います。自分のお金で買うんだから文句を言われる筋合いはない」「車代を出してくれるわけでもないのに、上司が勝手すぎるでしょ…」など投稿主に好意的な声が多数寄せられている。
中には「はい。社会には自分の思い通りにいくことのほうが遥かに少ないです」と、社会の厳しさを綴ったコメントも見られた。
■車を買うということ
一般庶民にとっては決して安い買い物とは言えない車。しらベぇ編集部では以前、全国20〜60代の男女1,357名を対象として「車の所有」に関する調査を行なっている。
調査の結果、「車は贅沢品だと思う」と答えた人は全体の40.0%と判明した。
たとえ周囲からどう思われようと、自分が本当に良いと思ったものを買う勇気を身につけたい。
・合わせて読みたい→新しく買ったメガネで出社したら… 「お局様のありえない言葉」に怒り
(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)
対象:全国20代~60代の男女1,357名 (有効回答数)