不仲な隣人に酸をかけた男に懲役20年 被害者には一生癒えることのない傷が…
「今も不安を払拭することができずにいます」と語る被害者。その心の傷はあまりにも深い。
「アイツとはどうしても気が合わない」と感じつつ、簡単には離れられないのが隣人だ。たいていの場合は接触を避ける、最終的には引っ越すという方法を選択するのだろうが、今年逮捕されたある男は隣人を襲い、心と体に大きな傷を負わせた。
■通報時に起きた大惨事
長い間30代の隣人といがみ合い、たびたび衝突を繰り返していた男(53)が英国レイトンにいる。この男はひどく暴力的で、今年1月にもわざわざ隣人邸に出向いて「お前を刺してやる」などとわめき散らす迷惑行為を開始。
これに辟易した隣人が通報しようと電話を手にしたというが、同時に外の様子を見ようと窓を開けた瞬間に、窓のすぐ外にいた男に大量の液体を浴びせられたという。
■救急搬送された被害者
顔、そして上半身に液体を浴びた男性は、あまりの痛みに絶叫。すぐに駆け付けた救急隊員が確認したところ、酸を浴びて重症を負っていたという。その後に救急搬送された男性は皮膚移植を受けるなどしたものの、ひどいケロイドがのこってしまった。
男性は今もリハビリが必要で、事件発生前の状態には二度と戻れない状態だとみられている。