サッカーチーム会長の娘を妊娠させた外国人選手 運営陣激怒で除名処分
チームに「異性との交際におけるルール」なるものが存在する…?
どんなスポーツにおいても言えることだが、選手たちをしっかりと統率する目的で、チームごとにある程度厳しい規則が設けられていたりする。チーム内の恋愛はやはり御法度という印象が強いが…。
■チーム会長の娘と極秘交際
スロベニアのあるサッカーチームに所属していた選手について、今後の運命を左右しかねない大きなトラブルを起こしていたことが『ガーナ・サッカーネット』により伝えられた。
2019年5月にそのチームに移籍したナイジェリア国籍の選手が、チームの会長の娘と極秘に交際。彼女を妊娠させてしまったのだ。これには会長はもちろん、オーナー、監督、コーチも激怒。11月に除名処分をくらい、その選手はナイジェリアに帰国したという。
■「愛し合っていた」と主張
祖国に帰国したその選手とのインタビューに成功した『ガーナ・サッカーネット』。
彼はそこで、「3年契約のはずがわずか半年で除名処分になってしまった。彼女は成人しており私達は真剣に愛し合っていた。応援してくれるチームメイトもいた」などと話したという。
そのため彼は、この仕打ちや自分に対する除名処分が適切なものなのか欧州サッカー連盟を傘下に収める国際サッカー連盟(FIFA)に相談する模様だが、場合によっては提訴を検討するとしている。
■「連絡が取れない」と嘆く
離れ離れになってしまった会長の娘について、体調やシングルマザーになることが「とにかく心配だ」と話すその選手。しかしチームはもちろん、スロベニアでできた仲間や知人たちと直接連絡をとる方法が絶たれてしまったという。
同僚だった選手や会長の娘ですらチーム運営陣からの圧力に屈したのか、誰もがソーシャルメディアで彼をブロックしているとのこと。彼女への真剣な思いや心配する気持ちを伝えるために同メディアとのインタビューに応じた模様だ。
■選手判明は時間の問題か
プライバシーを重んじ、問題の選手が所属していたチーム名と選手名は『ガーナ・サッカーネット』も報じなかった。
しかし、「スロベニア国内の2部となる『2.SNL/ドルガ・スロヴェンスカ・ノゴメトナ・リーガ』に所属するチーム」「2019年の5月以降在籍していたナイジェリア人選手は4名」「問題の選手は11月にチームから除名された」という3つの真実は明らかにされている。
欧州のサッカー事情に詳しいファンの間では、「もしかしたらあの選手では」と少しずつ話題が広がっているもようだ。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)